学生生活

ウィンチェスターだより

W.S.C. レポート
写真・文=Winchester Shoei College 第23期生 小栗 沙依子

Winchesterはイギリスの南部、ロンドンから南西に電車で1時間強ほど離れたところにあり、昔はEnglandの首都だったので、歴史的建築物が多く、歴史の深いきれいな町です。Winchesterには比較的裕福な家庭や、仕事を退職したご夫婦が多く住んでいるので、治安がとても良く、安心して住むことが出来ます。

Winchester Shoei College

WSCは2年間のCollegeですが、主に1年目は英語に重点を置いての授業、2年目はUniversityの学生と一緒に実際にイギリス人に混じって自分のやりたい教科を勉強します。

 

出発前にこころがけたこと

WSC進学を決めてから頌栄を卒業するまで、自分の中で決めていたことは、毎週出される課題をただやるのではなく、きちんと学んで習得することと、英語を嫌いにならないように好きなことを勉強することです。私の場合はグラマーがあまり好きではなかったので、リーダーの勉強に力を入れていました。イギリスでの4年間では、自分の英語の出来なさで悔しい思いや、辛い思いをしたり、論文のために山積みになった大量の英語の本を見て気持ち悪くなったりと、英語漬けの毎日では、どうしても英語が嫌になってしまう瞬間が残念ながらあります。なので、留学前は自分の好きな勉強をする、というのは間違っていなかったと思っています。また、リーディングを重視した勉強方法は、大学に進学してから、たくさんの課題文献を読まなければいけなかったので役に立ちました。そして、頌栄を卒業してからイギリスに行くまでは、毎週の課題の勉強の他にバイトをして、イギリスに行ってから旅行に行けるようにお金を貯めていました。

いちにもににも自主学習

9月中旬にイギリスに発ち、1年間はThe University of WinchesterのFoundation Course(留学生のための英語の基礎コース)に毎日通います。他の国からの留学生と一緒に、大学に入るために必要なIELTS(学問的な英語の実力をはかるテスト)のための、Listening, Reading, Speaking, Writingの授業や、日常生活での会話を学べるGeneral Englishの授業を受けます。ここでひとつご紹介したいのがGrammar Bookです。WSCの最初の方の授業で、月曜日から金曜日の5日間、1日1 Unitやりましょうって言ってもらいます。自主学習なので、やらない人もいましたが、私はこの本がすごく役に立ちました。

この中で取り扱われているグラマーのレベルは、頌栄での授業のおさらいみたいで、簡単な物もあります。しかし、当然ながらネイティブによって書かれたGrammar Bookですから、全て英語で書かれているため、説明の文章から学ぶことがたくさんあります。特に自然な言い回しが分かり、とても参考になりました。そして、General Englishの授業でそのフレーズを使ってみると、先生がそのフレーズをワンポイントとして取り上げてくれたりしました。WSCの先生方は皆ネイティブで、留学生を教えることに関して本当にプロフェッショナルです。私たちのちょっとした成長も見ていてくれるので、すごく安心で、頑張りがいがありました。

ウィンチェスター1年目は、この本と毎週出される課題や宿題をきちんとこなせば、自然と上達していきます。それ以上を望むならば、あとは自分の頑張り次第です。いかに外に出て英語にふれるか、図書館に行って本を読むか、そういった自主学習にかかっていると思います。その自主学習というのは、勉強だけが全てではなく、例えば旅行に行くだけでも、それは立派な自主学習だと思います。私はツアー形式の旅行はせず、安い航空券・ホテルを自分で探し、観光名所を自分で調べ、コースを決めて・・・と、自分でいちから決めていました。だからこそ、旅行先でのトラブルはすべて自分の責任だし、何かあっても自分が英語で尋ねていかない限り誰も助けてくれません。また、他の国の文化を学ぶことが出来ますので、自主学習として出来る限り旅行に行くようにしていました。

大学進学後もWSCの先生方がサポート

話を戻しまして、WSC1年の終わりに大学進学をかけてIELTSテストを受けます。十分な成績を取れれば、晴れて、大学の1年生です。私は、Film Studies(映画学科)と、Choreography and Dance Studies(振付&ダンス学科)を専攻しました。それまでは英語を母国語としない友達と学んで来ましたが、大学ではネイティブの学生たちが9割以上で行われる授業ですので、先生の英語は早く、クラスメイトの会話も聞き取れず、友達を作るのも本当に一苦労でした。初めてクラスメイトに一緒に飲みに行こうって誘ってもらえたときの喜びは、今でも忘れません。また、私の選んだFilm StudiesはReadingの量が多く、何十ページとあるチャプターを最低でも3〜4つほど、毎週次の授業までに読まなければいけません。しかし先ほど言ったように、留学前にReadingを中心に勉強していましたし、WSC1年目の授業でも速読の方法を教わるので助かりました。最初は難しくても、めげずに時間をかけて頑張れば、その速読が出来るようになります。また、大学で出される課題論文は書かなければいけない単語数が多く、最初は大変不安になりますが、自分の担当のWSCの先生がいつもサポートしてくれます。また通常の大学の授業の他にも、WSC2年時でも英語の授業を受けることが出来るので、WSCのバックアップには本当に助けられました。WSCの卒業の資格は、大学での授業で成績を取れていることと、最後WSCに卒業論文を提出し、またその卒論の内容をプレゼンテーションし、それらにパスすることです。Foundation Courseの1年間と大学の1年間の努力の成果を見せる場所ですので、それに合格し、WSCの卒業式に出たときは、本当に素直に嬉しく思いましたし、大学の課題をサポートし続けてくれた担当の先生への感謝も大変大きなものでした。

大学進学で得られたたからもの

WSCを卒業してから私は大学に残り、引き続き映画学科とダンス学科を勉強しました。ここでの話は長くなってしまうため割愛致しますが、少しお話ししたいのは、大学で生涯大切にしたいお友達や思い出に出会えたことです。日本から来た留学生の私を、本当の家族として受け入れてくれた親友と彼女のご両親には本当にお世話になりました。

休み毎にお家に招いてもらい、いろんなところに連れて行ってもらうなど、私一人ではできない、素敵な経験をたくさんさせてもらいました。

また、ダンス学科でともに作品を作り上げた仲間とは、作品作りのために一緒にパリに行くなど、卒業まで一緒に学び、遊ぶ、素敵な関係になれました。最初英語が話せず理解出来ないことで、悩んだこともいっぱいありましたが、今こうして大切な友達や思い出を胸に日本に帰って来られたことは一生の宝物です。他にも、限られた生活費の中でのやりくりや、掃除・洗濯・料理を自分ですることで分かった親のありがたみや、言語の壁を越えて友達と仲良くなれたことで学んだコミュニケーション力など、WSCだからこそ学んだことがたくさんあります。

就職活動は早めにスタート

最後に就活ですが、ロンドンで主に日本の企業がイギリス留学生を対象とした就活フェアがあります。日本では留学生対象の就活フェアを夏・冬に開催しています。自分の行きたい企業がその中にない場合は、日本の学生と混じって大学最終学年の時に就活を行います。私は1年早く大学の最終学年になる前の夏休みに、日本で行われた留学生対象の就活フェアに参加し、今の会社より内定をいただきました。会社によっては1年早いといわれますが、練習もかねて、早めに就活をしてみるのも良いと思います。

 

 

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