頌栄女子学院2021
12/52

本校は早い時期から帰国生を積極的に受け入れてきました。帰国生と一般生が共に学ぶことによって、互いに刺激を受け合い、長所を引き出し合う関係が生まれています。帰国生は、幼少期に海外で生活することによって、日本国内では得難い様々な経験を積みますが、帰国して日本の学校に入ると、周囲に合わせることを優先する傾向があります。貴重な経験を集団の中で生かせないのは、本人にとっても、集団にとっても勿体ない話です。しかし、頌栄には同じような境遇の帰国生が大勢います。理解し合い励まし高め合える仲間との出会いによって、帰国生は伸び伸びと自分らしさを発揮します。帰国生が多い環境で学ぶ教育的効果は一般生にも顕著に見られます。様々な文化や価値観を背景にした人たちが協調して暮らす社会では、きちんと自己主張することと相手を尊重することが同時に求められます。そうした文化を背景に育ってきた生徒たちが混在することによって、学校の中に自己を肯定し、他者を尊重する共通の価値観が育っていきます。帰国生と一般生が、それぞれの長所を引き出し合っているのが本校の最大の強みと考えます。多様性を認める寛容な精神を身につけることは、国際化が進む中、今後ますます求められることではないでしょうか。- 11 -English Library帰国生の受け入れ互いに高め合う関係

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る