頌栄女子学院2021
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中学3年生では「卒業論文」(6000字)の課題を与え、完成まで個別に教員が指導します。自分が心ひかれる研究対象を見つける作業は、高校の進路選択にも生かされます。また、広い意味でのキャリア教育の一助ともなっています。本校の教育理念を基礎にした「生き方教育」は、本校が学年や教科を超えて取り組んでいる教育テーマの一つです。これは、単なる職業意識の啓発ではなく、「与えられた命をどう生きるか」、「各自の能力や特質をどう社会に生かしていくか」を考えさせ、豊かな人間に成長できることを目指しています。「自分を知ること」から出発し、「周囲の人間を知ること」で発展し、「自分を取りまく社会を知ること」に広がっていく教育を、中高6ヶ年を通して計画的に行っています。- 14 -コンピュータ教育コンピュータ教育本校では、情報活用能力(情報リテラシー)の育成とともに、情報モラル教育を主として行っております。情報リテラシーの育成では、インターネットを通じて得ることができる膨大な情報の中から、必要な情報を確実に収集、整理し、様々な情報機器やツールを活用することによって、自己表現できる「デジタルコミュニケーション能力」を高めることを目的とした情報教育を行っています。情報モラル教育では、情報を発信する側に求められる役割や責任の大きさ、ルールやマナーを指導しております。校内には無線LANを配備した、授業の目的別に準備されたコンピュータルームが2つあり、1つの教室ではグループワーク授業(i MAC使用)、もう1つの教室では、生徒一人に1台のコンピュータを用意し、個人の基礎的技能を高める授業(Windows使用)を行っています。最新の電子黒板や視聴覚機材を導入し、他教科においてもこれらの教室を積極的に活用しているばかりでなく、普段から生徒が自主的にコンピュータを活用できるように、昼休みには教室の開放を行っています。また、図書館には、インターネット環境及びパソコン&iPadを導入しており、調べ物学習や図書検索ができます。情報科の授業では、中高共通で、マイクロソフトのアプリケーションでもあるWord, Excel, PowerPointをベースとした教育指導を行っております。中学1年時には、音や光センサーを有した、ロボットを使用してのプログラミング教育、高校2年時では、プログラム言語を使用しホームページの作成実習など「論理的思考の育成」にも力を入れております。高校2年生の春休みには希望者を対象としたMicrosoft Office Specialist Excelの資格対策を行い、資格を取得することができます。考える力を育てる考える力を育てる考察力をしっかり身につけ、筋道をたて自分の考えを自分の言葉で表現する能力を養うことに力を入れています。身の回りの様々な事象に対する情報収集力を鍛え、集めた情報から真実を読み取る情報分析力を高めていくことが全ての教科を通して要求されます。独創的なアイデアによる仮定を論理的な考察によって検証し、結論を導き出す作業は、物事の本質をとらえるための重要な訓練となっています。また、自分自身を知り、将来や人生に対しポジティブな思考ができるよう、発達段階に応じた「ライフデザイン教育」に学校全体で取り組んでいます。「考える力」を育てることが適性や生き甲斐を見つけることにもつながっていきます。

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