てんさくどうして学校で勉強しなくちゃいけないの?音楽とか、図画工作とか、大人になって何か役に立つのかな?そんな疑問を感じたことはありませんか?たとえば、こんな風に考えてみてはどうでしょう?一生の間に一人一人に与えられた時間は限りがあります。どんなに努力しても平均寿命の二倍も、三倍も生きられる人はいません。でも、学ぶことによって得られる世界の広さは、無限です。世界は、知れば知るほど美しく、奥深く、楽しいことで満ちています。教科はそんな世界を覗く窓のようなもの。最初は目を当てて見るのが精一杯の小さな窓でも、学ぶことによってどんどん大きくすることができます。知りたいという気持ちがあれば、窓はいくつでも増やすことができます。それぞれの窓から見える景色は違っていても、窓の外ではちゃんと繋がっているんですよ。学ぶことによって、あなたを包む宇宙はどこまでも広がっていきます。だから、学校は人生を二倍も、三倍も楽しむ方法を教えてくれる場所なんです。頌栄でそのことを実感してみませんか?中学、高校の6年間は、一貫して、すべての勉強の土台になる、「考える力」、「想像する力」、「豊富なことば」を身につける勉強をします。授業の教材や課題図書として、さまざまなジャンルの文章をたくさん読みます。いわゆる「名作」と呼ばれる作品も、できるだけたくさん読む機会をもうけます。入学時より、日本人の宝である古典にもどんどん親しみ、わが国固有の文化や先人たちの心にもふれたいと考えます。頌栄の国語科では、作文や記述・論述の問題、小論文にいたるまで、あらゆる段階でこまやかな添指導をおこなっています。それぞれの生徒が、自分なりの「伝える」力を身につけられるよう、一人一人に寄り添った指導を大切にしています。削- 15 -国 語受験生のみなさんへ授業がめざすもの
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