頌栄女子学院_学校案内2026
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卒業生一人一人に「満足できる進路」を与えることが本校における進路指導の大きな目標です。それは、それぞれに与えられたタラント(才能)を活かし、充実した人生に繋げていく「ライフデザイン教育」を根底に置いています。2024年3月卒業水上はなの(東京科学大学理工学系物質理工学院)受験勉強で役立ったと感じるのは、学校の勉強をしっかり積み重ねてきたことです。毎回の考査に向けて、どの科目も手を抜かずに取り組んだことで、苦手教科をつくらず、バランスよく勉強する習慣が身につきました。考査に向けての勉強でしっかりとベースが理解できていたおかげで、受験勉強を始めたときもスムーズに基礎固めをすることができました。普段の努力が、受験期に大きな支えとなったと実感しています。また、頌栄で友達と過ごす時間や、行事での思い出は受験期を乗り越える大きな励みになりました。受験は不安も多いと思いますが、目の前の勉強を一つひとつ丁寧に積み重ねながら、友達や先生の力を借りることも大切にして、前向きに頑張ってください。応援しています!私が大学受験に向けて勉強する上で意識していたことは、間違えた問題を次に活かすということです。特に受験が近づくと、焦りの気持ちからもっと多くの問題を解こうとして、一問一問を未完成なまま進めてしまいがちですが、間違えた問題こそ自分の伸び代そのものだと思います。「何が分からなかったのか」ということをとことん追究して、苦手なところを放置しないようにしてください。自分で克服した単元が増えていくと、それが勉強のモチベーションにもつながると思います。受験本番で出題される問題はとても難しく、すぐに解ける人は多くありません。自分に合ったレベルから少しずつ力をつけていってください。最後に、受験は身体が資本です。自分だけ遅れているかもと焦る気持ちはよく分かりますが、同じように頑張る仲間は近くにいます。なので、たくさん食べて、たくさん寝て、疲れたときは学校で友達とおしゃべりしたり、行事を楽しんだりして自分のペースで乗りきってほしいと思います。今しかない頌栄生活を存分に楽しんでください。応援しています。2024年3月卒業山本真那(順天堂大学医学部医学科)「現役大学生の話を聞く会」 「卒業生に受験体験談を聞く会」- 40 -

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