頌栄女子学院について

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校長からのご挨拶

「頌栄」では、聖書の教えを生徒指導の基礎に置いています。
聖書を学び、神を知り、常に感謝の気持ちを忘れず、人が人として生きる喜びを持たなくてはなりません。私達は「学校は何をするところなのか?」ということを、常に追求して参りました。それはそのまま「人は何のために生きるのか」という、大きな命題にも繋がっていきます。「人はどう生きるべきか」をテーマとして、その具体的な方法を生徒やご家庭と共に探していく、そういう場所が学校であると考えます。
生徒の将来のために、無条件の愛情をもって教育に当たること、それが私達「頌栄」の基本的なスタンスです。「頌栄」では長い歴史の中で、一貫して女子教育を続けて参りました。それは「女性の力が育って、はじめて国も発展していく」という、創立者の強い思いから始まっています。男女は同権であっても同質ではありません。従って、受ける教育にも違いがなければなりません。特に中学、高校の多感な時期は、男女別学が大切と考えます。
こうした環境の中で、はじめて生徒たちは真に自立した生き方を体得していくものと確信しています。そして、すべての「頌栄生」が魅力ある女性に育って欲しいと、切に願っています。

校長 岡見 清明
校長署名

教育方針

本学院はキリスト教の学校で、聖書の教えを徳育の基礎に置いています。
「頌栄(しょうえい)」という校名は神の栄光をほめたたえるという意味で、学院の特色をあらわしています。
本学院は女子のための学院です。男女は同権ではあっても同質ではありません。従って、男子と女子とではおのずから、受ける教育に違いがなければなりません。女子にふさわしい教養を身につけさせるためには、女子だけの教育が理想と考えております。
ここにいう教養とは、学力はもちろんのこと、高雅な品性や豊かな国際感覚の涵養(かんよう)、社会のために貢献奉仕できる人格の形成を指しています。そして、将来その教養が社会に出て活かされることを目標にしております。

学校外観
学校外観

沿革

本学院の前身は1884年(明治17年)12月8日に開校した頌栄学校です。この時代はいわゆる明治の開化期で、制度的には女子教育は未整備の時代であって、数少ない女学校の一つとして知られていました。
1920年(大正9年)には高等女学校に昇格し、生徒数も500名、750名と次第に増加しました。1964年(昭和39年)には校名を現在の頌栄女子学院中学校・高等学校に改称し、1994年(平成6年)以降は高等学校の生徒募集を中止して、名実ともに中高一貫の教育体制を確立しました。現在は全校生徒数約1400名に達し、2004年には創立120周年を迎えました。この間、南志賀高原の山荘や軽井沢の学荘など、校外施設もつぎつぎに完成しました。
地下鉄高輪台駅から1分の交通至便な市街地の学校ですが、一歩校地に入れば庭園風の中庭が見られ、さらに奥には港区の保護樹林に指定されている木々に囲まれた静かな運動場があり、生徒に大きなよろこびとやすらぎとを与えています。

頌栄女学院 外観
明治20年代の洋風校舎

スクール・ポリシー

1. スクール・ミッション

「育成を目指す資質・能力に関する方針」(このような生徒を育てます)

「讃美と奉仕」を学院標語に掲げ、聖書の教えを徳育の基盤に置いています。 「男女は同権であっても同質ではない」という観点から「男女別学を理想」とし、創立以来一貫して女子教育に特化した学校として優れた人材を輩出しています。 高雅な品性や豊かな国際感覚の涵養、社会のために貢献奉仕できる人格の形成を目指しています。

2. アドミッション・ポリシー

「入学者の受入れに関する方針」 (このような生徒を受け入れます)
  1. 何事にも意欲的に取り組む積極性と、理想に向かって努力を続ける向上心をもった生徒
  2. 人に対する思いやりや優しさを忘れず、学院標語である「讃美と奉仕」を実践できる生徒
  3. 多様な文化を尊重し、謙虚で寛容な態度で人と接することができる生徒

3. カリキュラム・ポリシー

「教育課程の編成及び実施に関する方針」 (このような学びを展開します)
  1. 基礎的な学力の定着を重視し、あらゆる学問の基礎・基本となる科目を全て学ぶことができる教育課程としています。
  2. 全ての教科において、問題意識をもって深く探究する力を身につけられるような授業を実践しています。
  3. 単に知識を身につけるのではなく、「身につけた知識をいかにして実生活で生かすか」を模索する態度を養うことに主眼を置いています。
  4. 課外活動を含むあらゆる学校教育活動において、互いに支え合いながら活動することを重視しています。

交通案内

主要駅から最寄駅までの所要時間目安

主要駅から最寄り駅

最寄駅

都営地下鉄浅草線「高輪台」駅より徒歩約1分
JR・東急池上線「五反田」駅より徒歩約10分
JR・京浜急行線「品川」駅より徒歩約12分
東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台」駅より徒歩約10分

安全対策

頌栄女子学院では、生徒・教職員が安心・安全な学校生活を送ることができるよう、万全の対策を立てて臨んでおります。

警備員の配置

正門横とグラウンドへ続く入口に警備ボックスを配置し、警備員が常駐しています。
来校者の確認や校内の巡回他、生徒の皆さんが安心して学校生活を送れるようにするため、日々見守りを行っています。

警備員の配置
警備員の配置

防災訓練

毎年、5月・10月に全校で防災訓練を実施しております。
訓練では、地震や火災を想定した避難誘導の他、警察の方をお招きし、防犯訓練や講習等も行っております。

防災訓練