高校1年英語(帰国生)の授業から 『英字新聞制作』
本校では各教科の授業の中で探求学習に取り組んでいますが、英語科では高校1年帰国生が『英字新聞制作』に取り組みました。本校の受験を検討している受験生、特に生徒たちと同じ立場の帰国生の受験生のみなさんに、より頌栄のことを知ってもらいたいという想いで書いた新聞です。生徒目線の学校紹介、ぜひご覧ください。
各画像をクリックすると紙面(PDFファイル)が開きます。
本プロジェクトは夏休み明けの帰国生の英語の授業でスタートしました。3クラスそれぞれ1紙ずつ制作しましたが、それぞれ4つのグループに分け、2記事ずつ執筆しました。まずは、グループごとに取り組む記事の内容をプレゼンテーションで共有し、クラスメートや担当教員からのフィードバックを取り入れながらテーマを確定させました。
さすがライティングが得意な頌栄の帰国生、英語を書くこと自体には苦労しないのですが、学校のホームページには載っていない情報、かつ生徒だからこそ知っている情報を、客観的に伝えるにはどうしたらよいかという点に、非常に頭を悩ませていました。アンケートやインタビューを行い記事に深みを持たせたり、伝わりやすいように写真を撮影したりと、自ら考えて工夫を凝らしていました。各クラスの編集長を中心に記事のレイアウトも決定し、1月に完成した紙面を見たときには思わず歓声が上がりました。
GEIC(一般社団法人グローバル教育情報センター)主催の第6回英字新聞甲子園にも応募しました。本審査には全国で応募のあった20紙から7紙が選ばれましたが、そのうち3紙を頌栄が占めるという大変嬉しい結果になりました。そして2023年3月18日(土)に行われた本審査で、3Aクラスの"SHOEI'S SECRETS"が見事第3位である優良賞を獲得しました!
生徒達からは、「今まで知らなかった頌栄の魅力を知ることができるよい機会となった」「頌栄には多くの魅力があり、生徒たちも個性的な人の集まりだということに気が付いた」「普段何気なく目にしているものにも歴史があり、誇りを感じ改めて大事にしようと思った」と感想が寄せられ、大変有意義な取り組みとなりました。〔英語科:中嶋 江里佳〕