頌栄女子学院公式ブログ

星空観望会開催

校舎のバルコニーから天文観測
7月10日金曜日。毎日続く雨空に半分諦めかけていた「星空観望会」。7月に入ってからは一度も見えたことがなかった星を、学校に残って親子で観察しようという企画が、こんな絶好の条件で実現するとはだれも予想しませんでした。きっと頌栄生と先生方の熱い思いが天に通じたのでしょう。
この日は、金星が1年で最も明るく輝いて見える夜。暮れなずむ空に真っ先に現れる一番星がその金星です。望遠鏡で覗くとまるで三日月のように半面に太陽の光を受けた惑星がはっきり確認できます。やがて金星の横に木星が見えてきます。金星よりはるかに大きな惑星ですが、ずっと遠くに離れているためその光は弱々しく、あの魅力的な縞模様が判別できるほどにはその素顔を見せてはくれません。
そして北の空には土星が見え始めます。まるで絵に描いたように美しい土星の輪を望遠鏡が捉えると、ワーッと歓声があがります。感激して涙ぐむ生徒も!これぞ星空観察望会の醍醐味。親子で感動を共有できたのもこの会の大きな収穫です。
星空案内人の資格を持つ本校理科教員が中心となって実現した「星空観望会」。これから何回も開かれる予定です。

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