頌栄女子学院中学校・高等学校

毎年５月下旬は本校では中学１年～高校２年まで校外学習期間となります。
今年度の中学3年生は5月28日～30日まで福島県の会津地方への2泊3日の修学旅行に行ってきました。

１日目は裏磐梯の五色沼散策と猪苗代湖畔の野口英世生家の見学です。五色沼では現地の自然ガイドさんの説明を伺いながら、さまざまに色を変える湖とその周りの植物を観察しながら、４㎞ほどのハイキングをしました。野口英世記念館では野口英世の一生を学びつつ、細菌とウイルスの違いなど展示を熱心に見入っている姿も見られました。

２日目はクラスごとの会津若松歴史散策。あいにくの雨模様でしたが、飯盛山では白虎隊の無念に思いを馳せ、武家屋敷や会津若松城（鶴ヶ城）では幕末の会津藩の歴史を学び、藩校日新館では館の方から藩校の歴史ばかりでなく礼儀作法までも講話として伺い、弓道体験をしてきました。

最終日はあぶくま洞を見学して帰京です。
気の遠くなるような長い年月に渡る、自然の造形美を堪能し、洞窟探検気分も味わえました。

中学３年生は本校入学後、初めての大きな宿泊行事であったにもかかわらず、学校に着いても疲れた様子を全く見せずに元気に帰ってゆく後ろ姿が印象的でした。